12:K.5021341
2017/08/09(水) 22:45:07.80 ID:RL67Agr60
咲夜「そういえば・・・」
パチェ「ん?」
咲夜「どうしてパチェさんはこのカフェを開こうと思ったんですか?」
パチェ「この店は私が開いたわけじゃないのよ」
咲夜「そうなんですか、では一体誰が・・・」
パチェ「それがね、よく分からないのよ」
咲夜「・・・どういうことですか?」
パチェ「馬鹿みたいな話よ、冗談だと思ったならそう判断してくれて構わないわ」
咲夜「・・・」
パチェ「今から・・・そうね、だいたい一年前の話よ」
パチェ「気が付くと私はここにいたの」
パチェ「記憶がスッポリと抜けていたのよ。自分が前まで何をしていたのかも、なぜここにいるのかも」
パチェ「唯一分かっていたのは私がパチュリー・ノーレッジという事、それだけなの」
パチェ「最初のうちは苦労したけれど・・・最近は少しずつだけど慣れてきたわ」
パチェ「でも違和感だけはなくならないの」
咲夜「違和感?」
パチェ「そう、違和感よ」
パチェ「よく分からないのだけれど・・・何か重要な事が抜けている、そんな気がするのよ」
咲夜「・・・」
パチェ「ね、馬鹿みたいな話でしょ?」
咲夜「・・・」
18Res/9.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20