光は渡し人です
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49:名無しNIPPER[saga]
2018/04/08(日) 23:17:32.77 ID:YVv9NE/t0
適当に地上に落ちていた紙を指に触って
馬鹿に書いていた紙だが......

しほ「ぷッ!?」

光「これでいいか」

−よりによって、その紙選んだのかよ?

光「よし、しほ!」

しほ「......体動ける、どうして」

光「しほ達の金縛れを私の体に転移したんだ」

しほ「!?」

光「早く! 私が何とかするよ!」

しほ「でも! 動けないじゃないか!」

光「......それでも!」

足が動けないけど、腕は動ければいい」

光「私は渡し人だ、この悪霊を引導するのは私の仕事!」

裕乃「......わたし......ひと?」
ーーーーーーーーーーーーー回想ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(ストライカーユニットを着けた人が屋上から離れた一分前)

裕乃「か......かこいい!!!」

裕乃「私は、ウィッチになりたい!!!

(トォン!)

「あぁ、そうだ」

裕乃「!?」

「悪霊の件、私は何とかできないけど」

「渡し人を探して、彼女なら......今も生きているかな」

裕乃「......渡し......人?」

「......じゃあな」

裕乃「ま......待て!!!」

「......? どうした?」

「......そう」

「わかったわ」

「......離れたくないけど......ううん、もう一人で行けるから」

「じゃあね、九字兼定」

裕乃「うわああ、何々!?」

「......大事にしてね、私の使い魔を君に渡した」

「じゃあな」

光のような速さで、空の彼方に再び消えていく

裕乃「......九字兼定......あれは確かに酒井先生が言った......えぇェえええええええええええええええ〜!!!!!!」


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