【リゼロ×異世界食堂】スバル「洋食のねこや……だと?」
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12: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 09:52:53.66 ID:/cyQKcBwo
 スバルがこれまで当り前のように食べ馴染んできた料理とその作り方を、レムはその完成図と味を頭の中でイメージしながら聞いていた。

 同様にエミリアも、スバルが話す料理のイメージを頭の中で膨らませてはいたが、それでも結びつかない点が多く、スバルの話す異国の味にただ興味と想像を膨らませていたのだった。

 そして、どれほど話していただろう。

 喋りすぎてやや乾燥しかけた口内をスバルがお茶で潤していたとき。スバルのお腹に低い音が鳴り響く。

 ――ぐぅぅぅ……。


スバル「つうか……飯の話してたら腹減って来た……久々に食いてえな、米……」

 住む世界と国が違えば食文化が変わるのも当然。そして、ルグニカでは専ら洋風料理……つまりパンが主食だった。

 スバル自身、今の食事に不満は無いが……、それでも、長く親しんできた米を久しく食していないと言う事を思い出し、自分の世界の食事に遠く懐かしさを感じていた。

 幸運な事に、この世界の食材はかつての世界に酷似している点が多く、そしてスバルは試行錯誤の末、この世界には存在しえないマヨネーズすらもレム達の協力の元で作り出す事に成功していた。

 なれば、きっと醤油やケチャップの作製も可能だろうと思い、一つ目標を立ててみる。


スバル(今度は醤油とケチャップも作ってみよう……そうなると大豆やトマトが必要だよなぁ……あれ、醤油ってどうやって作るんだっけ……)


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