【リゼロ×異世界食堂】スバル「洋食のねこや……だと?」
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25: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:10:34.48 ID:/cyQKcBwo
レム「異世界……ですか、レムには信じられません……」

 とても信じられないと言った様子で店内を見回すレムだった。

 店内には窓は無く、光源は魔力で照らされているのか、天井部に仕掛けられた魔道具と思わしき光で照らされており。

 通された席の椅子もテーブルも丁寧な手入れが行き届いており、新品さながらの美しさを放っていた。

 更に、店の隅には以前、どこかのお城で見覚えのあった蓄音器が飾られており、そのいずれもが、レムの知る庶民の定食屋とはかけ離れた店構えをしていた。


レム(この灯りも……あの蓄音機も……どれも一国の主じゃないと用意できない代物に見えます……それをこんなに……もしかして、本当にここは異世界……??)

店主「いきなりそう言われても信じられないとは思いますが、俺の作る料理は本物ですよ。さぁ、宜しければ何か食べてって下さい」

アレッタ「お待たせしました、お水とおしぼりです、どうぞ」

レム「ど、どうも……」

 アレッタから差し出された水とおしぼりにレムは再度目を丸くする。


レム(ルグニカでも貴重な氷を飲み水に……それにこのおしぼり、お城でも見た事がないぐらい綺麗で冷たくて……気持ちいい……)

スバル「あのーすみません、外の看板の文字は……」

店主「おや、これは驚いた……お兄さん、もしかして日本人ですかい?」

 スバルの姿に今度は店主が驚きの声を上げる。


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