【リゼロ×異世界食堂】スバル「洋食のねこや……だと?」
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38: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:25:02.05 ID:/cyQKcBwo
 あくせくとトレイを手にアレッタが食卓とキッチンとを往復する、その動きに呼応するように、店内の賑わいもより一層慌ただしくなっていた。


店主「アレッタさん、出来上がり次第並べて行くから順番に配膳を頼む」

以下略 AAS



39: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:25:33.96 ID:/cyQKcBwo
スバル「レムも良かったら食べてみなよ、これが本場のマヨネーズの味だ」

 スバルが熱せられた鉄板の上に盛られたお好み焼きをレムの前に差し出す。

 鉄板の上のお好み焼きには黒いソースとマヨネーズが網目状にかけられており、その強い香りと踊るように揺れる鰹節が、やや満腹状態にあったレムの食欲を大きく膨らませる。
以下略 AAS



40: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:26:25.27 ID:/cyQKcBwo
 レムが火照った口を冷やそうとコーラを一口飲む、……初めて口にする炭酸のその爽快感が、またレムを初めての快感へと誘った。


レム「ひゃっ…この不思議なお水……甘くてしゅわしゅわします……」

以下略 AAS



41: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:27:27.58 ID:/cyQKcBwo
 スバルとレムのその見せつける様な仲の良さを、微笑ましい表情でアレッタと店主も、また常連客も見届けていた。

 それは、洋食のねこやに新たな常連客が生まれた瞬間でもあった……。

―――
以下略 AAS



42: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:28:31.20 ID:/cyQKcBwo
 笑顔と共にレムは答える。そして……。


スバル「ご馳走さまでした!」

以下略 AAS



43: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:28:58.49 ID:/cyQKcBwo
店主「ええ、常連になってくれりゃまた色々とサービスしますんで、今後ともぜひご贔屓にお願いします」

レム「はい、こちらこそ、よろしくお願いします」

スバル「次も楽しみにしてますよ、それじゃあ!」
以下略 AAS



44: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:29:31.01 ID:/cyQKcBwo
 扉を出た瞬間、元のアーラム村の景色が飛び込んでくる。 

 二人が後ろを振り向けば、そこにはもう扉は無く、ただ何もない空間が広がっていた。


以下略 AAS



45: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:30:09.40 ID:/cyQKcBwo
スバル「あははっ……あ〜、いっけね、もういい時間だな……早く帰らねえと、またラムに怒られちまう」

レム「スバルくん、急ぎましょう」

スバル「ああ、レム、屋敷まで競争すっか?」
以下略 AAS



46: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/14(月) 10:31:32.48 ID:/cyQKcBwo
 これは、様々な陰謀渦巻く世界にやって来た一人の少年と、その少年を慕う少女の一時の平和の物語。

 ――後に、幾重もの苦難と絶望に打ちのめされ、それでも運命に抗い、やがて勝利を掴み取る少年と少女の、一時の安らぎの物語である。


以下略 AAS



47: ◆kh6j.ZZqSk[saga]
2017/08/14(月) 10:33:41.41 ID:/cyQKcBwo
短かったですがこれにて終了です、もしも受けが良かったのであれば、また色んな世界のキャラに美味いねこやの食事を振舞いたいと思います。

それではまたどこかのSSで。


48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]
2017/08/14(月) 10:46:33.76 ID:4Moy8UYq0

面白かった
考えてみれば日本から異世界行ったらもう和食は食べられないんだよなぁ


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