佐久間まゆ「甘えさせてくれる貴方と」
1- 20
6:名無しNIPPER[sage saga]
2017/08/18(金) 16:28:01.91 ID:7tf1xLWMO
「ん……あぁ……ねぇ、プロデューサーさん……」

「……え、っと……何かな」

「プロデューサーさん……まゆのこと、感じてますかぁ……?」

「感じて……まあ、うん、それは……こんな、くっついてるわけだし……」

「うふ、良かったぁ……。まゆもいっぱい感じます、プロデューサーさんのこと。いっぱい、いーっぱい……」

「…………まゆ……」

「うふふ……」



 ガチ、ガチ、と強張った身体で。けれど優しくそっと、慈しむように心を込めて柔らかく抱いてくれる。

 すりすり擦り付いて、むぎゅむぎゅ押し付いて……そうして触れてくるまゆの身体を、まゆのことを拒まずに受け入れてくれる。

 それが嬉しくて、幸せで。だからつい昂ってしまう。

 このいつものことで、またいつものように。



「…………ち、ぅ……」



 その昂りのまま、身を任せて先へ進む。

 いつもいつもそうしてきた。いつも通り、いつもよりも少し前へ。

 頭を差し出して待つ。それがいつからか胡座の上へ座るようになった。そしてそこからこうして抱きしめ合えるようにまで。少しずつ少しずつ、交わす度に前よりもどこかで少し先へと進む。いつもいつもこれまでいつもそうしてきたように、今日も、またこの前よりも少し前へ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
10Res/12.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice