卯月「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝完結編】
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434: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/10/07(土) 11:29:12.77 ID:OtjLsYf80

美城「そうか。まだ捜査対象には人間が混じっていたのか」

美城「上条春菜、佐々木千枝、荒木比奈、松本紗理奈は保護後の呼びかけで戻って来た」

美城「あれで全てだと思っていたのだがな。『準一級制度』は、この時のための保険でもあったか」

美城「……そして、奴らの殺戮は意味があったと言うことか」


奏「…ああ、少なくともその場で駆逐はされないように、ってことね」

奏「人間嫌いのちひろさんが、やけにあっさり譲ったなと思ったら」


奏「……それで」


奏「良かったのかしら? 私に、そんなに情報をペラペラと喋っちゃって」

美城「私の目的は346プロダクションの完塞だった。それは既に達成している」

美城「君こそ、まだ判明していなかったアイドルの情報を喋ってよかったのか?」

美城「私がまた密告するとは思わなかったのか」

奏「貴女がそうするなら、大人しく受け入れるわ。これでも常務の事は結構好きだもの」


奏「……さっき、『思い出話をしに来たわけではないだろう』って言ったでしょ」

奏「いいえ、思い出話をしに来たの。多分これが、常務に会える最後のチャンスだと思ったから」

奏「これから増々、余裕がなくなって来ると思ったから」





奏「教えてくれないかしら。346プロの最終隠匿プロトコルが失敗に終わった後」


奏「CCGに何があったのか、ありすちゃんに何があったのか」





常務「いいだろう。だが、そちらの情報も寄越してもらう」


常務「シンデレラプロジェクトに何があったのか、高垣楓が何をしたのか」


常務「君も知ってる全てを話してもらうぞ」





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