球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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156: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/21(月) 23:36:43.81 ID:XBnaHpLy0


球磨は心の中で苦笑した。


――今から殺す敵の名前を改めて聞くなんて、中々良い趣味をしている。


球磨は捨て台詞の一つでも殴りつけようとするが、ダメージが大きすぎて思う様に口が開けない。


――殺るならさっさと殺れ。


そう球磨は思えど、姫は一向に球磨に対してトドメを刺す様子を見せなかった。


姫は唯、自身の蒼玉色の瞳を、球磨の琥珀色の瞳に重ね合わせていた。




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