球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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16: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:42:10.81 ID:wQv5FyAe0


「……で、貴様の目的は何だ?」

「……」
以下略 AAS



17: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:43:00.65 ID:wQv5FyAe0


「……いんだ」

「……」
以下略 AAS



18: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:44:24.90 ID:wQv5FyAe0


そして告げられた少女の気恥ずかしそうな声色に大佐は、ふにゃりと自分自身の緊張の糸が緩んだのを感じた。

続けて軍艦・球磨たる存在は言葉を紡いだ。
以下略 AAS



19: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:46:57.43 ID:wQv5FyAe0


「目的は分かったが……それにしても、何故私だけ貴様の声が聞こえるのだ? 先刻まで居た航海長には聞こえなかったようだが」

「球磨にもよく分からんが、どうやらお前とは波長が合うみたいだ。嬉しいぞ、こうしてお前と話せるのは」
以下略 AAS



20: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:48:09.98 ID:wQv5FyAe0


「伊達に15年近く軍艦はやっていない、多少なりとも助言は出来る! 意外に優秀な球磨ちゃんって、よく言われる! 後は……そう! お前も人の上に立つ身だ、何かと孤独だろう。その孤独を枯らしてやる事も出来る!」

「私に助言なぞ必要ない。それに孤独こそ男の本懐。そんなもの犬か軟弱な余計者にでも食わせてしまえ」
以下略 AAS



21: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:49:43.32 ID:wQv5FyAe0


とりあえず害が無いと分かった大佐は、少女の言葉を無視し、だんまりを決め込む事にした。

軍艦・球磨は大佐に何度も話しかけるが、大佐はウンともスンとも言わず、机の上に広げた航泊日誌に記述している。
以下略 AAS



22: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:51:27.46 ID:wQv5FyAe0


「……お願いだ……時々で良いから返事をして欲しい……話しかけても誰も答えてくれないのは本当に辛いんだ……」


以下略 AAS



23: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:52:51.01 ID:wQv5FyAe0


――思い浮かべてしまった。


以下略 AAS



24: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:54:22.08 ID:wQv5FyAe0


「それは本当か!?」


以下略 AAS



25: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:55:50.98 ID:wQv5FyAe0


――なんともまぁ、ぬらりひょんな道連れが出来たものだ。

――だが、これもまた面白かろう。
以下略 AAS



26: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:56:44.27 ID:wQv5FyAe0


「こちらこそよろしく! ――大佐」


以下略 AAS



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