P「職業はプロデューサー!業務以外はアイドルに軟禁されてます」
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20: ◆NNLEs6yYIM0f[saga]
2017/08/21(月) 14:20:11.41 ID:VNqKRcLG0
P「とは、言ったものの……」

P「なんか広大な庭があって出口がどこにあるのか……」

P「それに黒服さんが巡回してるし、ヘリがライト照らしながら飛んでおる……」

P「……、でも、逃げるのは今しかなんだよなぁ……」

P「……いや、違うな。こんなに広い豪邸だ。逃げたフリをして、豪邸内に潜伏する。で、みんなが俺を探しに行って豪邸の巡回が手薄になったときに逃げる!」

P「もっかい窓から中に入り、どこか適当な部屋に隠れよう!」

===

P「そうして来たのは第二書室!ていうか、書室つくったところで使うアイドルは限られてるだろうに……」

P「まあ敢えて第一ではなく第二書室を選んだワケは、豪邸の玄関から一番遠いところで人もあんまり来ないだろうからだ」

P「それに第一書室があるのにわざわざ遠い第二書室まで来る奴はいないよな」

P「……。それにしても暇だな……。本棚にある本でも見るか……」

P「(絶句)」

P「な、なんでこれが!!?これは俺の家の和室の畳の下にジップロックで封印しておいたエロ本!!」

P「たまに家に押しかけてくるアイドルがいたから、見つからないようにしていたのに……」

P「でもこの右下の端が折れてるのとか丸っ切り俺のだし、付箋つけておいたところも丸っ切り同じ……」

P「じゃあ、あのページのあのシミも……、イカ臭いッ!間違いない!これは俺のだ!」

P「……、ここにあるってことは誰か見つけてここに保管したってことか……」

P「え……、じゃあもしかして……」

P「二重にビニールに入れて、水槽に沈めて砂利で隠しておいたのも……、あった……」

P「冷蔵庫の野菜室の底に敷いておいたのも……、やっぱりあるか……」

P「ん?これは実家にある絵本だ……、ちゃんとした本もあるじゃん懐かしいなぁ」

P「小さい頃、次のページは鼻ほじったら鼻血出して汚しちゃって、泣きわめいたっけ……」

P「――マジかよ……。これも鼻血で汚れてる……。もしかして、コレも俺の読んでた絵本……?」


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