乃々「心の声が聞こえるんですけど……」
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12: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2017/09/02(土) 10:00:17.64 ID:pnTtT7GF0
茄子「じゃあ、次は私のをいいですかー?」

乃々「茄子さんの心は……」

乃々「……笑顔で溢れてました」

茄子「あら、素敵ですね♪」

乃々「……そうですね……素敵なことなのに……」

乃々「とても怖かったです……」

茄子「あら」

泰葉「……どうしてですか?」

乃々「……どこを見ても笑顔しかなかったからです」

乃々「まるでおもちゃ箱みたいに、さまざまなものが詰まっていたんですけど……そのどれもが笑顔でした」

乃々「本来は笑うべきものでないものも……みんな笑顔でした」

乃々「楽しそうに、笑っていたんです、なにもかも……なにもかもが……」

乃々「それが、とっても怖かったんですけど……」

茄子「へぇ……私の心って今そんな感じなんですねー……」

茄子「まあ、毎日が楽しくて面白いですしー♪」

聖「茄子さん……どんなことでも楽しめますからね……」

茄子「だって、どんなことでも楽しいですし♪」

小梅「……この前の心霊番組でも……茄子さん、ずっと笑顔だったね……」

茄子「わぁ、見ていてくれたんですねー」

小梅「心霊番組は好きだから……」

小梅「……でも、あの番組は一番茄子さんにゾクゾクした……♪」

茄子「ふふ、褒めてくれてありがとうございますー♪」

泰葉「……褒めてるんでしょうか、これ」

乃々「やっぱり怖い人なんですけど……」


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