146:名無しNIPPER[saga]
2017/09/03(日) 13:25:24.99 ID:7rGYT6nl0
 ――上条邸 
  
  
 ピンポーン 
  
 恭介「待ってたよ、上がって」 
  
 藍「お邪魔します」 
  
 恭介「さやかの件だったよね。さやかに何があったの?」 
  
 藍「さやかに魔法少女の真実の一つが露見した」 
  
 恭介「それって…魔女になるっていう?」 
  
 藍「いや、そちらでは無くSGが魂の方だ」 
  
 藍「それだけでもさやかの心を蝕むには十分な事だ」 
  
 藍「だが、今朝の様子では無理に明るく振舞っていたが、そこまで酷くは無かったはずだ」 
  
 藍「放課後仁美と会っていた様だが、そこでさやかを追い詰める何かがあったんだろう」 
  
 恭介「でも、さやかと志筑さんはすごく仲が良いし、追い詰めるような事なんて…」 
   
 藍「人の心は複雑怪奇だ、様々な要因が絡み合い思いもよらない事になる」 
  
 藍「恭介、これを」 
  
 恭介「お札?」 
  
 藍《これを使えば遠く離れていても、魔女の結界内でも連絡が出来る》 
  
 恭介「なっ? 頭の中に直接声が!?」 
  
 藍《通信用の護符だ。それを持って心に強く念じれば会話が出来る》 
  
 恭介《君は一体?》 
  
 藍《私の事は魔法少女に似た存在と思ってくれ》 
  
 藍《これならキュウべぇに聞かれる心配もない》 
  
 恭介《キュウべぇって、確か魔法少女の契約をしてるやつだよね》 
  
  
  
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