【ダンガンロンパV3】私はピアノバカだけど、安価で他の才能を探しちゃうよ！【安価】
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415:名無しNIPPER
2018/01/31(水) 01:46:27.86 ID:EUtfRUgo0
いつもと同じメンバー・・・
いつもと同じ教室・・・
只違うのは、ここは島の廃校だということだけだった。

誰もが自体を把握できずに戸惑っていた。
そう、信じられなかった。自分のクラスが“プログラム”に選ばれるとは・・・
しかし口を開く者は誰もいない。相談しようとする者は、政府の人間が禁止しなくても誰一人いなかった。
その沈黙を破るかの如く、二階堂海（女子８番）が立ち上がった。
「質問です！銃って何丁くらいあるんですか？」
二階堂は根っからのサバイバル好きで有名な生徒である。
加藤陸（男子３番）と武村空（男子８番）と３人で、休みの日にはサバイバルゲームをしているくらいだった。
しかし、担任・安井丈治は「秘密」と答えただけだった。
二階堂は不満そうな顔をして再び席についた。
「じゃあデイパック配るから出席番号順に取りに来いよ」
安井がそう言うと、荒井竜馬（男子１番）が立ち上がって前へ出た。
デイパックを受け取ると、振り返ることもなく教室を出て行った。
生徒達は次々と教室を出て行く。中には泣き出す者や笑い出す者もいた。
そして吉田未来（女子1８番）が教室を出た。
あれほど仲のよかった者同士、口を聞くことも無く別れていった。
既にプログラムは始まっていた・・・

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