理樹「安価で行動しよう」
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44:名無しNIPPER[saga]
2017/09/05(火) 22:02:12.25 ID:z5e1Y5pT0
理樹(いくら髪飾りしてるとは言えさっき会ったじゃないか!なんかもうめちゃくちゃ傷付くよ!しかし、今はそんな事は言ってられない……むしろこれはチャンス!このままやり過ごさなければ!)

葉留佳「あ、え、えーとそんな感じ……」

佳奈多「そう。私は……まあ言わなくても分かると思うけど風紀委員長の二木佳奈多よ。よろしくね」

理樹「………」

理樹(黙って頭を下げた)

佳奈多「……えと、あなたの名前は?」

理樹「………!」

理樹(当たり前ではあるが流石に喋ったら正体が露見する。葉留佳さんにアイコンタクトで助けを求めた)

葉留佳「あ!お、お姉ちゃん!実はり……この子は物凄い人見知りで初めて会った人にはまともに口も開けられないの!」

佳奈多「そ、そうなの?ごめんなさい……」

理樹(少し強引だがなんとか切り抜けた。僕の本来の制服をこのまま残すのは避けたかったがこのままおさらばする事にしよう)

佳奈多「じゃあ早速だけど携帯貸してもらうわね」

葉留佳「あっ……!」

理樹(そう言って二木さんは机の上に置いてあった葉留佳さんの携帯を取り出して慣れた手つきでメールを打った。おそらく葉留佳さんに成りすまして僕をどこかへ呼び出す内容に違いない。その作戦には引っかからないで済むのはいいが問題なのは……)

ピロンッ

理樹(僕の携帯自体がそこにあると言う事だ)

佳奈多「ん?……なっ、なんでこんな所に直枝の制服が?……ま、まさか!?」

理樹(風紀委員特有の勘が働いたのか二木さんは少し考えてすぐに僕の方を振り向いた)

葉留佳「理樹君逃げて!」

理樹「クッ……」

佳奈多「待ちなさい直枝ぇぇぇえ!!!」



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