55:名無しNIPPER[saga]
2017/09/09(土) 21:33:02.14 ID:3+jUoqru0
理樹「手を…握ってもいいですか?」
恭介「えっ!?あっ、えっと……はひぃ!」
理樹(僕は恭介の手を握った。手汗が凄く、申し訳ないけど少し気持ち悪かった)
理樹「あの……棗さん」
恭介「なっ、なんだね……」
理樹「噂で聞いたんですけど、棗さんってあの食パンの袋をとめる青いあれを大量に持ってるとか」
恭介「食パンの袋をとめる青いあれ?いや、別に……ハッ!い、いやいや!ちょうど持っているよ!」
理樹「本当ですか!?ぼ……私、あれをずっと探していたんです!」
恭介「ハハッ!それなら喜んで譲ろうじゃないか!」
理樹「ありがとうございます!」
恭介「フッ、お安い御用さ」
・・・
理樹「ここが棗さんの部屋……」
恭介「あった。……ともえさん。少し目を瞑っていてくれないか?」
理樹「えっ、あ、はい」
理樹(僕が1分ほど目を瞑っている間、なにか変な音が聞こえた。例えるならロボットのように作り上げられた食パンの袋をとめる青いあれが凄いスピードで分解されていくような感じだ)
恭介「……さ、さあ……これを持って行ってくれ」
理樹(恭介の両手には赤や白に塗られた様々な色の食パンの袋をとめる青いあれがあった。比べあったあとでちゃんと組み直して恭介の部屋に置いておこう)
理樹「ありがとうございます!きっとこれで勝てます!」
恭介「なんだかよく分からないが力になれたようで嬉しいよ。さあ、これから出かけないか?ちょうど美味いカツ丼屋を知って……あれ?」
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