【FGO】モードレッドさんと海でイチャイチャする話(未遂)
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2: ◆BAKEWEHPok[saga]
2017/09/05(火) 23:03:47.74 ID:9jr+647zo
「おい、どうしたマスター、もう泳がないのかよ? サーフィンでもいいぞ?」

燦々と照る真夏の陽光の下の凪いだ海。
サーフボードにあぐらをかいて座るモードレッドの元気のいい声が響いた。
小麦に日焼けした肌を包む赤のビキニにセーラー服を着た姿は、いつもの鎧姿よりも元気そうに見える。

「もう無理…………死ぬ……」

しかし、くたびれた顔のマスターは大きめのゴムボートの上で横になったまま呻くだけ。
自分だけでは海から上がれず、モードレッドに引き上げてもらうくらいに消耗していた。

「まだ大丈夫だろ。波がきてないならオレがどばーっておこしてやるって」
「あのね……普通は四時間も泳いで潜って波に乗ればこうなるの……お願いだから休ませて……」

疲労困憊といった様子でごろりと寝返りをうつ。
今まで波乗りサモさんに付き合いに付き合って、もう全然動けないのだ。
むしろ生身の人間が四時間もよく持ったほうと言えよう。
喉が渇いたのに、用意していた水筒の蓋を捻る力すら残っていない。

「えー……つまんねぇなぁ……」

ゆらゆらと海を漂いながら、モードレッドとマスターが沖合いになんとなく流されていく。
少し島から離れているが、潮流に乱れはない。
さざなみは静かに、陽は雲に隠れ、風は優しく吹いていて、ゆらゆらとボートは揺れていた。


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