藤子不二雄A「死んだ漫画家が女子高生に転生……?? フジコとフジオ編
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39: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/09/16(土) 20:42:21.66 ID:wp6milkcO
我孫子「ええっ!!森安氏なのかいっ!?」

藤本「も、森安氏がなんで……」

森安「………何でだと……?? わからないのかい??
トキワ荘のメンツがどんどん出世する中、ボク一人が置いて行かれた…」

森安「NHKで特集された時も、ボク一人が凋落してる様子が放送された……その屈辱がおたく等にはわかるかっ!?」

森安「ギャラもたっぷり入るかと思ってたのに、報酬はテーブルクロス一枚だったし……」

森安「ボクはあの放送が原因で田河水泡先生から破門されたんだ!!
テーブルクロス一枚で破門された奴の気持ちがおたく等に分かるかってんだ!!ええっ!?」


藤本「それについては同情するけど……」

我孫子「『気が乗れば描き、乗らなければ描かない』って言うおたくのスタイルが悪かったんじゃないのかい…??
ボク等が必死に原稿やってた時も遊び歩いてたし………」

藤本「家賃も払わないし、テラさんとかからの借金踏み倒すし…」

我孫子「風ちゃん(鈴木伸一)の本とか背広を勝手に売っぱらっちゃうし」

藤本「締切守らないし、なのに原稿料前借りするし」

我孫子「で、やっぱり締切守らなくて逃げるし」


二人「どう考えても自業自得としか……‥…」


森安「うっ!!五月蝿いッ!!時代だ!時代が悪かったんだッ!!」

森安「生まれ変わった今こそ、「力」を使って組織の中で成り上がってみせる!!
そして権力を掴んで、前世で俺をバカにした奴らを全員見返してやるんだっ!!」

森安「ちなみに俺は洗脳なんかされてないぞ!!全部自分の考えだっ!!ざまぁみろっ!!ハハハハッ!!」キャバキャバ


藤本「森安氏………」

我孫子「…………おたくは前世の記憶を持つべきじゃなかったんだ……。
あんなに気持ちの良かったキミが、こんなに歪んでしまって……」(悲しそうな瞳でスケッチブックを手にする)

森安「おっ、なんだ??俺を殺るのか??上等だ!やってみろよ!!甘ちゃんのお前らに出来るならなっ!!」
(馬鹿にした顔で睨み返す)


我孫子「殺すことなんて出来ないけど……、せめておたくが、昔のように明るく笑えるように……」
(サラサラとペンを走らせ、スケッチブックから出てきたのは、黒いスーツのせぇるすまん)


森安「笑ウせぇるすまん………??」


喪黒福造「ホーッホッホッ!!嫉妬に駆られ道を踏み外した貴女には、二度目の人生を生きる資格はありませェんねェ…。
せめて全てを忘れて、清く正しく二度目の人生を送りなさァい!!」


森安「な、何をするっ!!や、やめろッ!!やめてくれっ!!!!!!」(ブンブンと首を振る)


喪黒福造『ドーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』(例のエフェクト)


森安「うわぁああああああああああああああああああッ!!!」





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