4:名無しNIPPER[sage saga]
2017/09/07(木) 16:57:55.76 ID:+EtVRVLso
櫻子「どれくらいぶりだろ……たぶん、あの冬の日以来……かな」もぞもぞ
向日葵「……ほんとあなたって、夜になるとまた一段と素直になりますわよね……」
櫻子「……うるさいっ」
向日葵「まったく……少しだけこうしててあげますから……満足したら、帰りなさいね……?」
櫻子「うん……///」
向日葵「…………」すぅ
櫻子「……ひまわり……」
向日葵「……ん…?」
櫻子「明日から……夏休みだよ」
向日葵「……ん」
櫻子「……なにしよっか?」
向日葵「…………」
櫻子「……ねえ、聞いてる……?」
向日葵「…………」すぅ
櫻子「……ばか……///」もぞもぞ
向日葵(ふふ……)
櫻子の体温、櫻子の重み、櫻子の匂い、櫻子の髪のくすぐったさ。
夏の夜にとろけていく意識の中……とても心地いい櫻子の存在を全身で感じながら、眠りに落ちていく。
私の名前は古谷向日葵。
大室櫻子と同じ高校に通い……大室櫻子と付き合っている、高校二年生。
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