14: ◆z4l4K/HkZ2
2017/09/09(土) 00:35:55.06 ID:UExX3PfR0
 パソコンに入力するキーボードを打ち込む手が止まった。 
  
 急に名前を出されて虚を突かれた形になった。 
  
 何故今の話の流れで俺の名前が出てくるのだろう。 
  
  
 「もちろん俺は仕事だよ」 
  
 「折角だからここにいる私たちの新しい服をプロデューサーさんに選んでもらおうと思ったんだけどね。美嘉もその方が嬉しいでしょ?」 
  
 「な!?か、か、か〜な〜で〜!……そりゃその方が……嬉しいけど……」 
  
 ゴニョゴニョと声が小さくなっていく美嘉。 
  
 その様子を眺めながら意地悪な笑みを深める奏。 
  
 そしてそんな二人をみてほくそ笑む周子。 
  
  
 仲がいいのは良いことだ。 
  
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