135: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:17:36.54 ID:dLHNu4/I0
 花丸 「はじめまして。国木田花丸、1年生です」 
  
 ルビィ 「花丸ちゃん、色んな本とか読んで、呪いについて調べてたんです」 
  
 千歌 「で!? 原因ってなんだったの!?」 
136: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:18:05.58 ID:dLHNu4/I0
 千歌 「もうすぐ分かるかもしれないんだね、この呪いを引き起こした犯人が」 
  
 花丸 「取り敢えずオラは、この神具について調べを進めるずら」 
  
 梨子 「私達も、神具のことを知ってる人がいないか調べてみるね」 
137: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:18:44.03 ID:dLHNu4/I0
 曜 「いや、これでもルビィちゃん黒澤家の娘だし」 
  
 ルビィ 「これでもって…」 
  
 曜 「ダイヤさんとかはなるべく呪いの詳しい話について、関わらないようにしてたイメージがあるから」 
138: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:19:20.70 ID:dLHNu4/I0
 千歌 「大丈夫…ってどういうこと?」 
  
 ルビィ 「確かに、黒澤家内では極力呪いに関する発言をしないようにと言われてます」 
  
 曜 「じゃあ…」 
139: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:21:16.78 ID:dLHNu4/I0
 〜2年前〜 
  
  
 ルビィ 「お母様…今なんて?」 
  
140: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:22:06.42 ID:dLHNu4/I0
 黒澤母 「……それと、上京したいということでしたが、大学は東京の大学を受けなさい」 
  
 ルビィ 「で、でも! 大学はここからでも通える所にしなさいって!」 
  
 黒澤母 「確かに、黒澤家の血を継ぐものとして、本来はこの地にとどまるべきです」 
141: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:22:48.62 ID:dLHNu4/I0
 黒澤母 「あなたは一度、黒澤家という呪縛から開放されるべきです。今のままの環境では、あなたのためにはなりません」 
  
 ルビィ 「そんな…ルビィは…! 黒澤家の者として誇りを持って、毎日毎日…!」 
  
 黒澤母 「ルビィ、あなたは自由になれるのですよ? 私は、あなたの可能性に期待しているのです」 
142: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:23:18.66 ID:dLHNu4/I0
 ルビィ 「…習い事、辞めます。大学は東京に行こうと思います」 
  
 黒澤母 「…えぇ。あなたはそれで良いのですよ」 
  
  
143: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:23:56.79 ID:dLHNu4/I0
 梨子 「…そんなことが」 
  
 ルビィ 「ルビィが悪いんです! お母さんの望むように育つことが出来なかったから…」 
  
 花丸 「ルビィちゃん、そんなこと…」 
144: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:24:25.98 ID:dLHNu4/I0
 花丸 「ルビィちゃん、一緒に頑張るずら!」 
  
 ルビィ 「…うん! ありがとう花丸ちゃん! じゃあさっそく調べに行こう!」 
  
 花丸 「あっ、ルビィちゃん!? 待ってよー!」 
145: ◆bx6hWDVQmQ
2017/09/10(日) 21:25:03.95 ID:dLHNu4/I0
 曜 「…ルビィちゃん、優しい子なんだ。だから、ダイヤさんみたいにはなれなかったんだ」 
  
 梨子 「…黒澤家の器じゃなかったってこと?」 
  
 千歌 「ひどいよ! だからって娘をそんなふうに扱うなんて!」 
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