173: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 02:05:45.21 ID:Ohmi38x40
 穂乃果「どうにか出来る問題じゃないの!だからこの一週間を、そして後の一週間を精一杯楽しもうとしたよ?!」 
  
  
 穂乃果「ねぇ私が病気を克服したって何なの?!私たちずっと一緒だったって何なのッ?!?!」 
  
  
 穂乃果「私知らないよ!!私は死んだ!私はあの一年間どこにもいなかった!」 
  
 穂乃果「それなのに…それなのに…!」ギリッ 
  
 穂乃果「なんでなの…?私をいじめるみたいにみんなが空白の一年のことべらべらと喋るんだ…!」 
  
 穂乃果「気持ちはことりちゃんと同じだったよ…?何が起こってるのか分からない、私自身だってそうだった」 
  
 穂乃果「でも…この二週間、どんな気持ちであっても私がいなくなることが決まってるっていうのなら、もし全てがまたなくなってしまうというのならこの二週間という奇跡の時間に」 
  
  
 穂乃果「精一杯感謝して、精一杯遊んで、精一杯本気を出すこと」 
  
  
  
 穂乃果「そして精一杯、死ぬまで、死んでもいいくらいに時間に抗いながら生きていくこと…それはなんも不思議ではないでしょ…?」 
  
  
  
 ポロポロ… 
  
  
 ことり「…っ」 
  
 ことり(穂乃果ちゃんの瞳は涙のせいで皮肉にも輝いてた) 
  
 ことり(何かの光に瞳に反射し、その光が左斜め上へと何回も何回も通過していった) 
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