233: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 21:25:10.64 ID:Ohmi38x40
 ことり「半分は希ちゃんと同じかな、太陽がある昼が大好きだったというのが大まかな答え」 
  
 ことり「そもそもことりは絵里ちゃんと全く逆だった、夜によく空を見上げてた」 
  
 ことり「理由は簡単、月が好きだったから」 
  
 希「月が好きだった?」 
  
 ことり「そうだよ、あの静かに光る感じが“今の”ことりにはお似合いだと思ったから」 
  
 ことり「…ただこの昼頃にある太陽という存在はもっと好きだった」 
  
 ことり「どんなに曇っていても光を見せてくれる太陽が好きだった」 
  
 ことり「…まぁことりは太陽を見ようとはしなかったけど」 
  
 にこ「どうして?」 
  
 ことり「それは…なんでだろうね」 
  
 ことり(にこちゃんの問いをことりは軽く流した) 
  
 ことり(見ない理由なんて簡単だ、穂乃果ちゃんがこの世にいない昼で太陽を見るとどうしてもあの忌々しい記憶が脳裏を過るから) 
  
  
 ことり(ただ、それでも太陽は大好きのままだった) 
  
  
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