七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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18: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/15(金) 14:39:06.07 ID:oesMBES8O



『他の女に靡かないで下さい』


「さて!んじゃ後で読ませて貰うか!早速お弁当箱を開けていこう!!」

 大人に大事なのはスルースキルだ。
 俺は何も見ていない。
 震えてもいない。

「1段目は……ん、おはぎか。確か百合子っておはぎ作るの得意なんだよな」

「はい、折角だから最初は自信のあるおはぎにしようかな、って」

「デザートに頂くとするよ。2段目は……おはぎかよ!」

 何故2段に分けた。
 主食はどこだ?
 あ、おはぎだから米かこれ。

「ひゅーひゅー、見てるこっちが胃もたれするほど甘いシーンを見せつけてくれるじゃないですか!!」

 いつの間にか戻ってきていた小鳥さんがヤジを飛ばしてくる。
 いや流石にこの量のおはぎ食べたら俺が胃もたれするって。

「小鳥さん」

 百合子が小鳥さんの方を向いた。

「……ぁ、あの、プロデューサーさん、私お昼買ってきますね……」

 バタン。
 小鳥さんが出て行った。




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