七尾百合子「文学少女は純情って事になりませんかね?!」
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5: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/09/14(木) 17:33:27.33 ID:yz53HourO



 さっぱり分からない。
 きっと彼女には彼女なりの方程式が成り立っているんだろうが、残念ながら俺には等号の真ん中に斜線が引いてある。
 風が吹けば桶屋が木から落ちる並みの謎理論だ。
 いやまぁ、強風なら落ちるだろうが。

「と言うわけで、私とプロデューサーさんは今日から恋人です!いいですね?一緒に恋しますよ?!」

「お、おう……」

 流されてしまった。
 まぁしばらく恋人ごっこに付き合ってあげれば満足して次の妄想に移ってくれるだろう。

「では早速、プロデューサーさん!」

「なんだ?」

 手を握って下さいとか、デートの約束とかだろうか。
 無理のない範囲で、叶えてやるとしよう。
 確かに、百合子が恋人なら毎日退屈はしないだろうな。
 もちろんそんな関係は演じるだけに留めておかないと俺の頭が胴体と御別れする羽目になるが。

 さてさて、早速俺に何かを求めようとしている百合子。
 少し下を向いて、顔を赤らめ。
 意を決したように、口を開けた。




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