魔王「召喚したら」御曹司ヒモ根暗ナンパマジメ「「「「「来ちゃった」」」」」
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38: ◆FJWxn4j5O6[saga]
2017/09/17(日) 09:22:02.82 ID:6K3j0xl80
魔王「さて、では期待のあの男から聞こうか。御曹司のその後はどうだ?」

側近「はい、御曹司さんですが、順調に王女との交際を発展させています」

側近「御曹司、王女、その父である王の三人での会食もたびたび催されており、王族への取り立てを内々に認める会話もあります」

側近「王女との結婚も秒読みと思われますね」

魔王「結構だ。いよいよこちらの手の者が敵方王家の者になる日が来るか。楽しみである」

側近「しかし、懸念点もあります」

魔王「ん?」

側近「王女との順調な交際に比例するように、城内にいる貴族の娘や侍女など、他の女たちとも親密になりつつあります」

側近「なかには、あからさまに御曹司へ恋をしていると思われる女もおり、御曹司もそれを止めることなく、むしろ煽るような言動をとっていますね」

魔王「うーむ、英雄色を好むというが、御曹司も例にもれず、権力の中枢に近づくにつれ、女を囲うことにも興味が出てきたのだろうか」

側近「それならまだ可愛らしいですが、彼の場合、どうも女扱いに相当手慣れているように思えます」

側近「ボロを出すことなく、修羅場を作ることも無く、しかし確実に、親密な関係の女性の数を増やす手腕は、素人のそれではありません」

側近「ある意味、人心掌握術としては目を見張るものがありますが、将来的に何らかの禍根が発生しないか、心配ではあります」

魔王「まあ、仮に王になれば妾の何人を囲うも当然ではある。なにより、あ奴自身に問題が発生したとしても、こちらに累が及ぶものでもない」

魔王「とりあえず、経過を観察せよ」

側近「はっ」


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