21:名無しNIPPER[saga]
2017/09/21(木) 20:53:38.27 ID:/TsVCpd30
グラーフ「まあ、アゲダシ・ドウフが絶品とは言ったが、ここはなんでも絶品なのだがな」
男「は、はぁ……」
男(うわぁ、肌も真っ白で金髪だ。まさか人形? じゃないよな。ていうか、頬がピンク色ってくらいで、化粧もしてなさそうなのに顔綺麗すぎだろ)
アクィラ「んもぉぉぉおおお、グラァァフぅぅ!?」ギュッ
グラーフ「うおっ」
アクィラ「なにしてるよぉ! こんな美人を放っておいてぇ!」
男(ええ……。後ろからまた、なんだ、地中海的な女性がきたなぁ)
アクィラ「……あら。この人だぁれ?」
グラーフ「知らん。だがカウンターに座っているということは客だろう。ちょうど美味しそうに揚げ出し豆腐を食べていたのでな」
男「ど、どうも」
アクィラ「浮気? 分かったわグラーフ! 浮気なのね!? 私という人がありながら!」
グラーフ「いやそもそもお前と付き合ってない」
アクィラ「ひどいわ! 昨晩はあんなに愛し合ったというのに!!」
グラーフ「お前が勝手に私の部屋で寝てたんだろう」
男(……仲、良いんだなぁ……)
鳳翔「ごめんなさいね、お客さん。皆さんだいぶ酔っぱらっていらっしゃるから……。やっぱりお席代えましょうか?」
男「いえいえお気になさらず。お酒はたくさんの方々と飲んだほうが美味しいですし」
鳳翔「うふふ。寛大なお方なのですね」
男「いやぁ、そんな……」
男(とてつもなく可愛い人だけど、やっぱり鳳翔さん、落ち着くなぁ)
鳳翔「ではこちら、お待たせいたしました。卵焼きです」
男「おっ!」
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