【ミリマス】歌織「分かってます。音無さんにはナイショですね?」
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4: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/09/20(水) 18:29:07.53 ID:aEft37UE0

「なにって、歌織さんが最初に言ったでしょう? 俺とパドックを見てる時、あの赤いのは随分調子が良さそうだって」

プロデューサーさんのその言葉に、私はビックリ仰天です。
そのまま「いえいえいいえ!」と否定するように両手を横に動かすと。

「あ、あれはレースの話じゃありません! ただ『あの子は元気が良さそうですね』と――」

「ほら! 予想屋歌織のお墨付き」

「止めて下さい! それで結果が外れていたら、私を責める目をしています!」

「『見てください、プロデューサーさん。あの艶やかな瞳の輝きが、「絶好調だぞ」って私の勘に語り掛けて』――」

「やだっ! どうしてそんなに……細かく覚えてるんですか!?」

真っ赤になってしまう私。

もう、ホントにプロデューサーさんったら、意地の悪い目をしています。
短いお髭も生やしてますから、いつもの人相がますます悪者じみてます。

……私は慌てて両手を組むと、あたかも彼の真似をするように、電光掲示板へと身体を向けて呟きました。


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