180: ◆d0sNTotDiE[saga]
2017/09/25(月) 20:56:03.18 ID:ovP3Mm1m0
王女「ま、魔王?」
幼女「そうじゃ! 昔は魔王をやってたのじゃが、ちょっと疲れてしまってな……」
幼女「有能な側近に魔王継がせて、今はこうして人間界で暮らしている…という訳じゃ!!」
王女「なるほど、面白い冗談ね!」
幼女「じょ、冗談じゃないぞ!? 本当じゃぞっ!?」
幼女「我は泣く子も黙る魔王じゃぞ!!」
王女「あーはいはい分かったわ。それで、仕事の件だけど」
幼女「なっ…何か適当に流された気がする! ……ぐぬぬ!」
幼女「で、仕事の件とは…ああ! おぬしが女学者の言っていた、今日から働くという者か!!」
王女「そうよ」
幼女「了解した。詳しい話は中で話そうか」
王女「ええ、分かったわ」
カランカラン…
「お帰りなさいませー! ご主人様ー!」
王女「っ!?」
王女「お、お帰りとは? 誰かと勘違いしてるの? 私、初めて来たんだけど……?」
幼女「お客様が来店した際の挨拶みたいなものじゃ。おぬしもあれを言うのじゃぞ?」
王女「なんです…って……」
幼女「ささ、奥の従業員室で話そうか!」
王女(……大丈夫? 私、やってけるかしら……?)
402Res/157.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20