20: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/23(土) 20:15:24.61 ID:u1+Fwgaf0
白望「えっと……いや……」
確かに今のは豊音に……新しい子に甘々だったと気づいて、ほんの少し頬が熱くなった。
胡桃「いい加減勉強しなよ」
白望「はい……」
塞「ふふ」
塞まで笑う。
ここで笑うということは、塞にも……?
白望「……」
恥ずかしくなって、照れ隠しがてら手元のノートに目線を落とす。
そのまま集中しようとしてみたが、結局、面映さで勉強は手につかなかった。
試験期間初日の午後が、無為に過ぎていく。
対面のふたりの勉強は相変わらず順調なようで、それは結構なことだった。
本当、結構なことだった……。
白望「……ダルイ」
槓
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