20: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 20:55:01.84 ID:yqR36Lyy0
 そんな事を話していたら、もうこんな時間。 
 アイアシェッケとやらが運ばれてきた。 
 冷泉さんは、それを食べながら一言。 
  
 気にするな、と言ってくれた。 
21: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 20:57:59.22 ID:yqR36Lyy0
 【麻子編】 
  
 今日のそど子は髪を後でひとつに束ねている。 
 今の自分は風紀委員ではないという気持ちの表れなのかも知れない。 
  
22: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 20:59:15.77 ID:yqR36Lyy0
 >>19 
 その人です 
  
 恥ずかしながら生の反応を頂きたくなったもので 
23: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:01:06.68 ID:yqR36Lyy0
 とにかく話させる必要があった。 
 話すことで状況が整理出来る事もある。 
 私がではなく、そど子自身がだ。 
  
 そど子はもう、自分がどんな状態にあるか気付いている。 
24: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:03:44.42 ID:yqR36Lyy0
 そど子は真面目で、自分が風紀委員であることを常に意識しているという。 
 善き風紀委員であるために、周囲を正し、克つ自身を正している。 
 だがそれは、言い換えれば過敏になっているという事。 
 風紀を正している内に、どんどん小さな事まで気になるようになってきて、終いには粗探しのようになってしまった。 
  
25: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:06:19.16 ID:yqR36Lyy0
 私は食べ物を注文する訳にも行かず、暫くドリンクバーだけの時間が続いた。 
 ポテトでも頼もうかと思ったが、そど子が頑なに拒んだのだ。 
 少し、店に対して居心地の悪さを感じたが、仕方ない。 
  
 話して整理をした事で、ようやくそど子自身、自分の状態を把握するに至った。 
26: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:08:08.52 ID:yqR36Lyy0
 丁度、ラストオーダーを聞き取りに来た店員さんにアイアシェッケを注文してみた。 
 食べてみたかったから。 
  
 やはり、そど子は拒まなかった。 
 もう大丈夫。 
27: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:10:44.59 ID:yqR36Lyy0
 だから、その最後の一欠片は私が示してやらねばならない。 
 そど子、その解決策で合ってるぞ、それで行け、と。 
  
 即ち、気にするな。 
  
28: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:12:37.40 ID:yqR36Lyy0
 以上です、乱文失礼致しました。 
29: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2017/09/24(日) 21:36:24.56 ID:yqR36Lyy0
 恥ずかしながらpixivのアカウントを持っています 
  
 そちらに書き溜めた短文に手直しを加えて投下させて頂きました 
 マナー違反でしたら申し訳ありません 
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