失くした星
1- 20
13:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage saga]
2017/09/27(水) 14:51:21.56 ID:CC5AA7ZYO

ぼくは、今、自分がいる座標も分からないけど、そのあとのきみのことは、すこしだけ知ってる。

問題が収束したあと、ロボットは本来、人間に敵対するものではないと、訴えた技術者が多かった。

あのロボットたちはエラーが起きていただけだ。
人間は失敗を繰り返す生き物だから、今回の失敗からも教訓を生かし、未来につなげるべきだと。

今回の事件は、ロボットにもたらされた脅威ではなく、人間の失敗だと、そう発表がされた。

革命軍から人間を守ったヒーローとして、きみは、平和的なロボットの象徴になった。
修理されたきみの口から語られたのは、理想の社会だった。

人間がよりよい生活を送るために、ロボットは人間を全力で守ると。
ロボットは人のために存在すると、きみは言った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
22Res/14.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice