ことり「あの子のことが忘れられない」
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33:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:38:21.16 ID:/zESL2O40
訪ねてきた理由はお見舞いだったみたい。穂乃果ちゃんの妹から聞いたのかな、仕事の関係でも少し付き合いあるし。

にしてもすぐに来てくれるなんて、やっぱり二人とも優しいなあ。

海未「仕事も休みがちとの話でしたが……まさかこれほどとは」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:38:54.89 ID:/zESL2O40
穂乃果「……そっか、でも、相談ならいつでも乗るからね?」

海未「力を貸して欲しい時は遠慮せず言ってくださいね。なんでも聞きますから」

ことり「ありが、と」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:39:22.52 ID:/zESL2O40
海未「泣いてるのですか?」

剥がれていくにつれて、その量も増えていく。

ことり「うぇ、あ……ほのかちゃん、うみ、ちゃん、わたし……」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:39:48.02 ID:/zESL2O40


穂乃果「へ、う、そ、ことり、ちゃんが?」

海未「ま、まさか、この前の轢き逃げの犯人って……っ!」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:40:18.12 ID:/zESL2O40


ことり「ぅ……えぐっ……ぐす」

穂乃果「……落ち着いた?」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:40:46.69 ID:/zESL2O40
ここに来て甘えちゃった。二人ならどう返してくるかなんて、分かってるのに。

穂乃果「ことりちゃんなら分かってるはずだよ」

うん。
以下略 AAS



39:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:41:14.49 ID:/zESL2O40
*     *     *



私は一人、交番に向かう。
以下略 AAS



40:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:41:40.15 ID:/zESL2O40


幼馴染の言葉にある程度は納得し、不安も少し和らいだけど、どうしてもあの姿が浮かんでしまう。

せめてもう一度、一目でいいから会いたい。あの子の無事をこの目で確かめたい。
以下略 AAS



41:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:42:08.37 ID:/zESL2O40


臙脂色の長い髪をしていた。

思わず触れたくなるような、美しいストレートヘア。私が同じものを持っていたらきっと、自慢の髪の毛になってると思う。
以下略 AAS



42:名無しNIPPER
2017/10/01(日) 01:42:35.98 ID:/zESL2O40


ことり「待っ……て!」

私は走って追いかけて、少女の肩を掴む。
以下略 AAS



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