【ガルパン】フロリダ沖地下のホモとビッチ不連続面
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13:名無しNIPPER[saga]
2017/10/04(水) 22:30:04.28 ID:gLCfnp0SO
アズミ「はぁ? 興味深い……?」

メグミ「ええ。人間観察好きとしては──すっごく興味がわいてくる。アズミの事」

アズミ「……うわ、なんか私の方が引いちゃった。あんたねぇ……友達がLGBTのカミングアウトしてんのに……」

メグミ「ごめんごめんごめん! でも……ね、ね、同性にときめくって──どんな感じなの?」

アズミ「アンタねぇっ、あやまりゃなんでも許されると思ってんでしょっ」

メグミ「そんなことないって」

アズミ「ったくもー……ったく……、……」


アズミ(……あーっ、もぅ、もぅっ……少し喜んじゃってるなぁ、私。だってこいつt−)


アズミ「んもう、……べつに、普通よ」

メグミ「だからー、その『普通』っていうのが分からないの」


アズミ(変わらずこうして、私にこうやって接してくれてるんだもの──)

アズミ(ええい、くやしいじゃないっ……)


アズミ「──あんただって男にドキっとしたことはあるでしょ?」

メグミ「そりゃ、あるけど」

アズミ「なら分かるでしょ? その気持ちと一緒だってば」

メグミ「ふむ……じゃ、道端で可愛い女の子とすれ違ったら──ドキドキしたりするの?」

アズミ「目で追っちゃうことぐらいはあるかもしれないけど──別に、誰も彼もにドキドキしたりはしないわよ」

メグミ「そうなの?」

アズミ「好みってもんがあるでしょうが」

メグミ「……あ、なるほど、そういう……。ふむふむ……」

アズミ「難しく考えることないんだてば。単純な話でしょ」

メグミ「言われてみればそうなんだけど……──あ、じゃあさ」

アズミ「?」

メグミ「私にドキッとしたことは? ある? 私て、アズミの好み」

アズミ「……あのさぁ……アンタ、自分からそゆこと聞く?」

メグミ「え……変?」

アズミ「考えてみなさいよ、あんた、私が男だったとしたら、そーいうこと聞く?」

メグミ「アズミが男だったら? ……ん〜……」


メグミ「………………。」


メグミ「……あー、……聞かないかも……なんか、そうゆうこと聞いちゃうのって……『小悪魔』って感じ」

アズミ「でしょ? あんたはそーいうキャラじゃないもん」

メグミ「うーん……言われてみれば理解はできるけど、なんかややこしいわねぇ」


アズミ(……ややこしい、か)


アズミ「結構さ、そういう感覚的なズレが、一番寂しいかったりするのよね」

メグミ「え……?」


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