乙倉悠貴「夢をひらく鍵」
1- 20
14: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:44:54.49 ID:h7xFOhfZ0

「そういうことはもっと早く言わんかい!」

私の話を聞いた巴さんは少し怒ったかのように言います。
飛鳥さんもそうでしたが、自分が思っていた以上に皆さんは私の事を心配していたみたいで、心がズキズキしてしまいます。

「けど、ちゃんとゆうてくれたのは嬉しいけん。 よっし、この村上巴が一肌脱ぐかのう!」

でも理由を知った巴さんはすぐにニカっと笑いました。
こういうのがお姉さんって感じなのかな、巴さんを見ていると私と同じ13歳でも大きな違いを感じます。

「巴さん、ありがとうございますっ!」

「そうと決まったら次はどこに行くんか? 飛鳥のことだから決まっとるんじゃろう?」

「最初が、と言うことは次の行き先も決まっているんですか?」

私と巴さん、2人の疑問に対し飛鳥さんは……

「予定は……ない……」

私達から目を逸らし、苦々しい顔で言いました。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
39Res/44.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice