17: ◆twOYNJxMJs[saga]
2017/10/06(金) 00:47:09.76 ID:h7xFOhfZ0
「しっかし目一杯遊んだのう! たまにはテレビゲームを悪くないもんじゃな」
「私もあまりゲームはしないので楽しかったですっ!」
屋上へと向かう階段を上る途中、ついさっきまでの出来事を思いだします。
あの後もずっとゲームに夢中になってしまい、気づいた時には時計の針は5時を指していたのでゲーム大会はそこでお開きとなりました。
「ところで、屋上になにかあるんですか?」
屋上へ向かう階段の途中、提案者の飛鳥さんに質問します。
「なにもないよ、ただ最後に屋上から空を見上げるのもいいと思ってさ」
「なんじゃ、誰か呼んでいるとでも思ったわ」
「ボクが誰かを呼ぶことなんて……とにかく開けるとしよう。この時間なら誰もいないからゆっくりできる」
飛鳥さんは慣れた手つきで屋上へのドアを開けて……閉めました。
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