W号戦車「ドゥルルルルルルン……!?」 エリカ「貴女の名は」
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200:名無しNIPPER[saga]
2018/02/02(金) 16:22:00.18 ID:O55nFjZnO

まほ「どちらのダージリンも、嘘偽りなくダージリンだ」

まほ「赤星から見た『頼りになってジョークも言える優雅な戦車乗り』としてのダージリンも」

まほ「エリカから見た『クソいけ好かない格言がウザい癪に障る紅茶女』としてのダージリンも」

エリカ「……」

エリカ(そこまで言ったっけ……)

まほ「どちらの側面もダージリン」

まほ「一方向だけ見て盲信することも、一方向だけ見て遠ざけるのも、勿体無いことだと思う」

エリカ「……」

まほ「みほを遠ざけるのもそう」

まほ「……私を崇拝するのもそうだ」

エリカ「隊長……」

まほ「視野を広げて、客観的に私を見て、自分だけの戦車道を見つけてくれ」

まほ「……私の劣化コピーなんか目指さなくていい」

まほ「その道の先は、10連覇を逃したうえに2年連続王座を逃す無能の将だ」

エリカ「そ、そんなことは……!」

まほ「事実だ」

まほ「……だが、違う角度で見れば、私にだって歴代隊長に勝る点があると思っている」

まほ「だから、一方向だけ見て盲信せず、きちんと私を見た上で、見習える点だけを見習ってほしい」

まほ「来年黒森峰の手に名誉をもたらすのは、お前なのだから」

エリカ「隊長……」

まほ「それに私だってエリカがハンバーグ吐き出すとか知らなかったからな、人間は本当に多面性を持っている不思議なものだ」

エリカ「折角めちゃくちゃいい話風だったのに!!!」


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