陽乃「………だれ?」
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3:名無しNIPPER[sage]
2017/10/12(木) 23:16:46.92 ID:y0RnULtA0




そして年月が過ぎていった

陽乃「こうして比企谷くんたちの共依存は解消された…私が望んでいたことだけど、こんな結果になるなんて思ってもいなかった……」

陽乃(三人の関係は同じ目標を目指す同士、仲間的なものになり、信頼関係、絆、結束力があの頃より高くなっていた…)

陽乃(卒業後、三人はマッカン教に入団し、マックスコーヒーを世界中に広めるため外国に旅立っていった…)

陽乃(あれから半年に一回の頻度で雪乃ちゃん達から手紙が届いている)

陽乃(そして同封された写真には地元住民たちと楽しそうに写っている集合写真があった)

陽乃(そこには完全に地元住民と打ち解けている笑顔の雪乃ちゃん)

陽乃(他人との馴れ合いを好まなかった比企谷くんが外国の地元住民に肩をまわし笑顔を浮かべている)

陽乃(生活環境の変化なのかあの日から減少気味だった腐ったような目が完全になくなり、タダのイケメンになっていた…もはや別人だ)

陽乃(ガハマちゃんはストレートヘアーになってる以外見た目は変わってないけど、やはり雰囲気が変わっていた)

陽乃「みんな楽しそうだな……」

陽乃「おとうさんはなぜかある議員の暴言騒動に関係ないのに巻き込まれて県議員やめさせられたし…」



議員『このハゲえええええええええええええええええええええええ!!!!!」


陽乃「三年前お母さんは雪乃ちゃんの外国行きを猛反対した」

陽乃「まあ私の時も行きたかった大学に行かせてくれなかったし、私が希望した大学より偏差値低い学校に行くよう命令するくらいだからね」

陽乃(あの女は昔から子供の幸せより自分の目的を優先するから)

陽乃「さらに家の発展のため娘の人生を犠牲にするつもりだったお母さんの企みを知ったマッカン様の怒りを買い…」



雪ノ下母『百億の……鏡のかけら……小さな……ともしび……とらわれた……天使の……うた声……。……ゼノ……ギアス……』


陽乃「廃人になってしまった…」


陽乃「どうしてこうなったんだろう…」

陽乃「まあお母さんが廃人になるのは別にいいんだ
おかげで私も自由になれたんだし…けどなんでだろうどこか虚しい…」つマッ缶


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