高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
↓ 1- 覧 板 20
9: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/16(月) 20:42:31.56 ID:G+tFTeWDO
「それで、結婚を考えたくなったりは……」
「いやだから無いですって。そもそも相手がいませんし」
言ってて悲しくなってきた。
まぁ仕方のない事だろう。
一人で結婚は出来ないのだから。
「相手……いないんですか?」
ぐい、っと。
楓さんが俺の顔を覗き込んできた。
「ほんとうに、いないんですか?」
「ちょ、楓さん近い近い!」
物凄くドキドキする。
彼女の透き通った瞳で見つめられると目をそらせない。
え、なんだこの状況?!
ま、まさか……
「でしたら……純情な乙女なんて、如何でしょうか?」
「か、楓?!」
そのまま、楓さんはさらに距離を詰めてきて……
70Res/47.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20