20:名無しNIPPER[saga]
2017/10/16(月) 21:50:06.72 ID:jMCLLm200
10分後
P「……あー、なんかいい年こいて、騒いじまったなぁ……」
フレデリカ「あはは、プロデューサーといると、本当、楽しいっ♪」
P(こっちは全然楽しくない、と言おうと思ったが……フレデリカの心底楽しそうな顔を見たら、なんだか怒りも消え失せた。ほんと、美少女は得だな)
P(それに、さきほどのまでのやりとりも、本気で楽しくなかったと言えば、嘘になるし)
P「そりゃどーも……ったく、本当にフレデリカはフレデリカだなぁ」
フレデリカ「そうだよー、フレちゃんはフレちゃんだからフレちゃんなのです☆」
P「……大したやつだよ、お前は……じゃあ、いい加減戻るぞフレデリカ。ほれ」
フレデリカ「はーい♪ ……って、なんでしゃがんでるの、プロデューサー?」
P「さっきの連中が、なんだかんだ怖くて、ちょっと甘えたくなったから、足くじいたなんて嘘までついたんだろ? 怖い時は、誰かにすがりたくなるもんだしな」
フレデリカ「……」
P「だから、いいよ。中途半端にしないで、最後まできっちり甘やかす。ほれ、来い」
フレデリカ「……ありがと、プロデューサー……よーしそれじゃあプロデューサー号、光の速さでしゅっぱーつ!あ、でもフレデリカ理論だと遅くなっちゃうんだった」
P「それまだ引きずってたのかよ」
フレデリカ「フフンフンフーン♪ フレデリカー♪」
P「聞いてねえし……」
P(まぁご機嫌なようで何よりと苦笑しつつ、俺はフレデリカを背負いながら海の家へと歩み始めた)
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