千歌「夢は……ポケモンマスターになることです!!!!!!」【安価】
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467:名無しNIPPER[saga]
2017/12/06(水) 22:39:47.04 ID:IiJVviv4O

希「特異点として生まれたからか……それともまったく別の異次元的な理由なのか……。力が強大すぎるが故に、千歌ちゃんのお母さんたちは千歌ちゃんをトレーナーにするのを拒んだ。幼い千歌ちゃんには、それを制御することがとても出来なかったからね。下手を踏めば、自身すらも傷付ける危うさ……。それは目の当たりにしたよね?」

梨子「……………………」



千歌『はぁ……!!はぁ……っ!!!』ボロッ……



梨子「……………………」

希「だからこそときが来るまで待った」

梨子「とき……って?」

希「うちが力を込めた、キーストーンの精製が完了したとき。それをフーパのリングの力で海の底に置き、果南ちゃんに拾わせることで千歌ちゃんに渡すよう仕向けた。まあ、年月をかけて造ったキーストーンも、千歌ちゃんの力が想像以上に強かったせいで砕け散ったけど……」

梨子「あのキーストーンは希さんが……。だから……方舟で……。千歌ちゃん自身が原石から精製すれば、千歌ちゃんの力を制御出来るから……」

希「そういうことやね」

梨子「だとしても、拾ったそれを果南さんが千歌ちゃんに渡すとは……」

希「自分もキーストーンを持っていて、二つあるキーストーンを千歌ちゃんと曜ちゃんに渡さないなんてありえないと思わない?」

穂乃果「曜ちゃんのキーストーンも、希ちゃんが造った特別製なの?」

希「まあね。拾ったどっちを渡すかまでは運だからね」

梨子「それで……?」

希「うん。千歌ちゃんこそが、この物語のキーファクターであり……誰も予想し得ないイレギュラー。千歌ちゃん無しに……この物語の完結はありえなかった。たとえ、結末の決まっていた物語だとしても」




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