【艦これ】提督「クソッタレな世界を」長門「生き残るために抗おう」【安価スレ】
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◆k5OCMHkyEc
[saga]
2017/11/11(土) 02:02:52.46 ID:uzPA2/tE0
手助けは必要ないらしく、提督は厨房を出て食堂の椅子に座る。
すると、そこに二つのグラスが置かれる。
「…長門、まだ夜じゃないのにお酒は…」
「ここにいたら、昼も夜も無いよ」
「まぁ…そうだが…」
グラスにワインを注ぐ長門。その目はどこか、憂いているようで。
「…どうした?」
「いや…。何でもないよ。何でもない…」
そう言う長門の表情は、僅かに曇った。
踏み込まない方がいいと思った提督は、別の話題を振る。
「そういえば、間宮たちはどうやって連れてきたんだろうな」
「ああ…。大したことをしたわけではないが、多少強引に行かせてもらったよ」
「強引…?奇襲した…とか?」
長門は首を横に振る。どうやら違うようだ。
「同型の艦娘とすり替わって、隙を見て連れ出して来たんだ」
「すり替わった娘たちは…。うん、今頃深海棲艦になり果てているだろうな」
「犠牲者がいるのか…。…いや、俺を助ける時点で何人も死んでるんだ…。今更…か」
「提督が悔やむことは無い。手を汚すのは我々の仕事だよ」
その言葉を聞いた提督も、表情が曇る。
彼女たちにばかり、辛い思いをさせている自分が愚かで。
「…一応言っておくと、私たちも普通に街に潜入したりは出来る」
「気分転換でもしたければ、その娘と共に行けばいいよ」
暗い雰囲気を変えるためか、長門はあまり関係のないことを話す。
しかし、暗い雰囲気のままでいるのもよくないと提督は思い、その話に乗る。
「気分転換、か。そういうこととは縁が無かったからなぁ…。経験するのもアリ…なのかなぁ…」
「ああ。楽しむのも、重要なことだと思うぞ」
「では、私は所用があるのでな。失礼するよ」
そう言って長門は席を立ち、どこかに行く。
「…ワイン、一杯しか飲んでなかったな」
元々、彼女は酒を飲むタイプではない。何か嫌なことがあって、気を紛らわせるために飲んだのだろう。
「長門も長門で、抱えすぎな気がするんだよなぁ…」
お前が言うな。そんな言葉が聞こえた気がする。
はぁ…安価はあんなに蒼いのに…。↓2 自由安価です。誰とどうする、等自由にお書きください。
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>>137
、有言実行とはやりますねぇ!本日の更新はここまでとなります。次回更新は火曜日予定です。お疲れ様でした。
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