小日向美穂「プロデューサーさんinプロデューサーくん」
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37:名無しNIPPER
2017/10/30(月) 19:07:04.96 ID:jy2g7gfM0
「プロデューサーさん! おはようございますっ」
「ああ、おはよう美穂」

 毎朝毎晩見慣れた美穂だが、こうして改めて顔を合わせると不思議と新鮮だった。

「あれ? プロデューサーさん、ネクタイがゆるんでますよ」
「えっ、あ、マジで? うわすまん」

 復帰早々ダサいとこ見られてどうすんだ……。卓上鏡を見ながら慌てて直す。

「これでどうだ?」
「どれどれ……うん、ばっちりだと思います! ……ふふっ」

 こちらの目を覗き込んで、美穂は何故だかくすくす笑った。

「ん……? 今度は前髪が変とか?」
「いえ。なんだかやっぱり、そんな感じがいいなぁって」
「そんな感じ?」
「プロデューサーさん、こないだまでちょっぴり雰囲気違ったから……。でも私、やっぱりそっちの方が好きです」

 ああ……。
 嬉しいことを言ってくれるな、本当に。

「…………あ゙!! 好きってそういう変な意味とかじゃないんですよっただいつも通りで安心するっていうか一緒にいたいっていうかっいやそれも違くてあああなに言ってるんだろ私っ!!」
「美穂」
「ひゃいっ!?」
「ありがとな。俺も、こんな感じで美穂といられて嬉しいよ」
「ぁ…………」

 と、美穂の顔がみるみる赤くなっていって。

「は…………はぃ」

 頷くなり、俯いてしまった。
 かわいい。


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