14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/11/04(土) 17:38:21.98 ID:8zKoEqEk0
事務所の部屋から少し離れた角部屋、
ここは鍵が壊れていてどの部署も使っていない。
「はい、着きましたよ」
「あれ…?」
「どうかしましたか?」
「ここって使われていない部屋じゃ…」
「そうですよ、早く入ってください」
「え? は、入るのか?」
「…そうですよ? 手伝って貰わないと運べませんから」
「で、でも人気がない場所に二人で入るのは…」
「何かする気なんですか?」
「い、いやそういうわけじゃないんだけど…」
「じゃあ大丈夫じゃないですか」
「そ、そうだけど…」
「じゃあ、早く入ってください」
「う…」
「わ、わかったよ…」
プロデューサーさんが先に部屋に入りました。
その背中を見て、私は我慢ができませんでした。
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