50: ◆CItYBDS.l2[saga]
2017/11/19(日) 07:53:50.27 ID:A5nbTyvS0
大臣「陛下、捜査は我が部下にお任せください」
近衛兵長「な、なにを申すか大臣!」
大臣「いや、先ほどはああ申したが。私は近衛兵団の精強さを以前から評価していたのだ」
大臣「近衛兵団の一兵卒ですら、かの勇者に届き得る力を持つとすら考えている」
突然の賛辞に、近衛兵長は困惑した
大臣「その近衛兵団を出し抜くほどの賊、そうありましょうか?」
王「まるで、賊に心当たりがあるかの言いようだが・・・?」
大臣「その様なことができる者は、この国にただ一人・・・勇者にございます」
近衛兵長「なっ!?」
王「なるほど・・・」
大臣「勇者のしでかした事件の後始末は、私直属の勇者補助係の主要業務」
大臣「彼らは、この一年勇者を追い続けておりました。現状において、勇者に最も詳しい者どもでございます」
大臣「捜査も迅速に行うことが可能です」
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