193: ◆MY38Kbh4q6[saga]
2017/11/22(水) 19:09:24.14 ID:ei8K93cA0
「ただいまー」
「ただいま」
「お邪魔します………」
カチューシャが浴室送りにされて数分後に入れ替わりでエリカとみほが帰ってきた。
しかし声は3人分なので二人の他に誰か客人を招いたようだ。
まほ「戻ってきたか…!」
菊代「お帰りなさいませ。みほお嬢様。エリカお嬢様。…そちらの方は?」
みほ「うん。戦車道でお世話になってる方なんだ」
まほ「おいエリカ、お前どこをほっつき歩いてい……た?」
ノンナ「………こんにちは……」
まほ「」
みほ「ノンナさん、カチューシャさんを探してたみたい…」アハハ...
ノンナ「…恐縮です………」
そんな予感はしていた。
先ほど浴室送りにされたカチューシャは、本来なら今私の目の前にいるノンナという女の肩の上に収まるものだ。
肩の重みを失った彼女は、"乗せるもの"を探すべく彷徨っていたのだろう。
失ったのは"乗せるもの"だが、彼女の生気のない顔を見ると、このまま魂まで失ってしまわないか心配になる。
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