あーちゃん先輩「冗談で直枝君と付き合ってるって噂を流したらどうなるのかしら?」
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 04:37:16.38 ID:bOgD3d/50
次の日

夕方

寮長室

ガラッ

あーちゃん「さーて作業しましょうかねーっと」

理樹「あっ、寮長……」

あーちゃん(席に向かうと既に直枝君が座っていた)

あーちゃん「おっ!理樹君二日ぶりー!いやー昨日はごめんねー!変な噂が流れちゃって……」

理樹「い、いえ………」

あーちゃん「む………?」

あーちゃん(なんだ?なにやら直枝君の様子がおかしいぞう?)

理樹「あ、あの寮長……実はその噂のことなんですけど……」

理樹「昨日は色んな人からその事でからかわれました。もちろん最初は恥ずかしかったし、なんでこんな噂が流れたんだろうって思いました……」

あーちゃん(む、むむむ?)

理樹「でも、そうやって意識するうちに何故か先輩の顔が頭から離れなくて、ずっとドキドキしてきたというか……」

あーちゃん(なっ!)

理樹「……寮長。この噂、本当にしてみませんか?」

あーちゃん「な、なんですってぇええ!?」

理樹「………」

あーちゃん(直枝君は頬を染めて目を背けた。手が落ち着きなくモジモジしている)

あーちゃん「あっ……えっと……!ほら、その……私達って言わば仕事上の部下と上司って言うか……ええと……3年と2年じゃん!?」

理樹「…………」

あーちゃん「そ、それに直枝君には他にも良い子がいるっていうか……私、おばさん臭いし……」

理樹「………」

あーちゃん「……直枝君が思っているような人じゃないというか……」

理樹「…………」

あーちゃん「……………」

あーちゃん(ここここここれはヤバいんじゃない!?うわうわ!今、私絶〜対に顔真っ赤だわ!嘘でしょ!これがひょうたんからコマって奴!?)

理樹「………ぷっ……」

あーちゃん「!?」

理樹「あはははっ!冗談ですよ寮長!実はさっき鈴から全部聞いてたんです。昨日は散々他の人から質問責めだったから少し仕返しをしようと思って」

あーちゃん「……………」

理樹「寮長!?」

あーちゃん「も、もー!そういう騙し方ってないでしょー直枝君ーー!!うっわー!!今の本当にあせったわー!!」

理樹「あははっ!ごめんなさい。でもお互い様ですよ」

あーちゃん「本気にしちゃったじゃない!乙女の純情返してよねーまったく!もう少しでOK出しそうに……」

理樹「えっ」

あーちゃん「あっ」

理樹・あーちゃん「「………………」」


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