あずさ「見つからない運命の人」【ミリマスSS 】
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/11/11(土) 03:02:10.35 ID:A/UnXStd0

あずさ「いい結婚式だったわね。」

千鶴「ですわね。」

あずさ「幸せになれるといいわね。プロデューサーさんと、音無さ…とはもう呼べないわね。」

千鶴「あずさ、その…」

あずさ「私なら大丈夫よ。」

千鶴「ですけど。」

あずさ「あの人は運命の人じゃなかった、それだけだわ。そうでしょう?」

千鶴「そう、ですわね。うん、きっとそうですわよ。」

千鶴「大丈夫。いつか、必ずあなたを見つけて下さる方が現れますわ。わたくしが保証致しますわよ。」

あずさ「うふふ、どうもありがとう…私を見つけてくれる運命の人、か。」




あずさ「今のところ、千鶴ちゃんくらいしか思い付かないわね〜」

千鶴「ちょっと!?わたくし、そんな趣味はありませんわよ。」

あずさ「ええ、私にも無いわ。」

千鶴「もう。からかわないで下さいな、人が心配してあげてるのに。」

あずさ「ご、ごめんなさい。」


千鶴「ですが…お互い万が一の時は、そういうのもアリかもしれませんわね?」

あずさ「まあ。うふふ、そうならない方が良いけどね。」

千鶴「頭の片隅にでも留めておきますわ。本当の本当に最後の手段、ですけとね。」


あずさ「ありがと。じゃ、これからも共白髪まで、よろしくお願いね?」

千鶴「気が早いですわよ、今からもう諦めるおつもりですの?」

あずさ「冗談冗談。それじゃ、帰りましょ?」

千鶴「ええ。それじゃ、明日もよろしくお願いしますわ。」






あずさ「………手とか繋いでみる?」

千鶴「お断りします!」


終わり                            


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