12:名無しNIPPER[saga]
2017/11/14(火) 03:04:44.27 ID:Tny8+F8R0
らいなー「(アイツの話は、よくはわからないが…嘘じゃない気がする。嘘だとしたら手が込んでるし、もしもじゃん以外の人間が嘘をついて成りすましているとしたら似すぎてる。ありえない。)」
らいなー「(何より、あの時…吐きそうになったときに、良く知ってるはずの自分の部屋のトイレの場所を把握してなかった。あれはとても演技には見えねえ。)」
らいなー「(もしもあれが…記憶喪失や、精神病なら、俺たちが良く知るあのじゃんは帰ってくるのか…?)」
らいなー「(俺らの…ヒーローのじゃんは………)」
べるとると「…らいなー」
らいなー「あ、あぁ。どうした?」
べるとると「じゃんの調子は?やっぱり、どこか変みたいだ…あんな簡単な問題、じゃんが解けないわけがないよ…」
らいなー「……いや…それがな…」
カクカクシカジカ
べるとると「…それ、本当かい?」
らいなー「嘘ではないと思うが…どうだろうな。」
べるとると「そう…ジャン……なのかもしれないな…」
らいなー「…?何か言ったか?小声過ぎて聞き取れなかった」
べるとると「…いや、何でもないよ。授業に集中しよう、当てられたくない」
らいなー「?……そうだな」
べるとると「…………」
べるとると「…覚えてるのは、僕だけだ………。」
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