2:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 02:37:38.75 ID:CkCVEcaO0
数週間前__訓練兵男子部屋
マルコ「ジャン、今日は休日だけどジャンは何か予定があるのか?」
ジャン「え?いや、俺は…別に、何も予定はねえよ。寝る。」
マルコ「せっかくなら、座学の勉強でも…」
ジャン「試験までまだあるだろ、お前は真面目す…ぎ……?」ドサッ
マルコ「…あれ、ジャン?もう寝た…にしては早すぎる、おいジャン!ジャン!?」
アルミン「わっ、ど、どうしたのマルコ、急に大きな声を出して…」
マルコ「ジャンがいきなり気絶したんだ!」
アルミン「え!?」
ザワザワ
「……!…ん!……じゃ…ん!」
ジャン「……」
ジャン「(うるせぇな、マルコ…そんなに名前を呼ばなくても……今日は…休みだろ…)」
まるこ「じゃん!よかった…目が覚めたんだね?」
ジャン「……マルコ、お前それは何のジョークだ?」
まるこ「え?」
ジャン「いや…だから、その服…は?それ何て書いてあるんだ…?って、おい、ここ…何処だよ!?ハァ!?なんだ此処ッ…」
らいなー「じゃん、目が覚めたのか!」
ジャン「ラ…ライナー…?」
ジャン「(これは何だ??悪い夢か?マルコは異国の字が書かれた薄い服を着て、て、ライナーは…特に変わった様子は見られないが、見たことねえ服だ。そして何より、この部屋。なんだ、この部屋。見たことねえし、全てが異質だ。)」
ジャン「…ッ、ラ、イナー、便所どこだッ…案内しろッ…」
らいなー「はぁ?トイレなら…あっちの扉だが、お前大丈夫か?顔色悪いぞ。」
ジャン「ッ…」ダッ
ガチャッ
バッ
ジャン「ぅ、げえぇえ…!」
その日俺は初めて知った。
人間は、自分の許容範囲が超えることが起き続けると、平常を保っていられないと。
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