25: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:12:38.65 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 一時間くらい自主練を続けて、適当なところできりをつけて帰ることにした。 
  
26: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:13:14.67 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 またしても駅までで大丈夫というあたしの主張は受け入れてもらえず、家まで送ってもらってしまう。 
  
27: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:13:42.14 ID:4TBLGcT+0
  
 ◆ 
  
 ある休日、自主練習に励んでいたときのことだった。 
  
28: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:14:46.45 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 あたしが我に返ったのは、ルームのドアが開く音でだった。 
  
29: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:15:18.99 ID:4TBLGcT+0
 ○ 
  
 デビューまでと、それからの段取りを一つ一つ告げられる。 
  
 ライブ、CDの発売日、ストアイベント、他にもいろいろ。 
30: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:15:45.21 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 話をしている中で「デビューを祝してご飯でもどう?」という提案がプロデューサーからあった。 
  
31: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:16:16.95 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 次の日、約束の時間の十分ほど前に窓から家の外を見やると、見慣れたプロデューサーの車が停まっていた。 
  
32: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:17:11.48 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 「……お待たせ」 
  
33: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:17:39.80 ID:4TBLGcT+0
  
 ○ 
  
 「それから、もう一個。プロデューサーさんにはすごく感謝してる」 
  
34: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/11/16(木) 01:20:24.73 ID:4TBLGcT+0
  
 ◆ 
  
 ここまでの話が、あたしの一足目から二足目までの話。 
  
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